期限前日に5球団で計6人が“滑り込み支配下” 巨人は17年ドラ1、DeNA・宮國も

巨人・鍬原拓也【写真提供:読売巨人軍】
巨人・鍬原拓也【写真提供:読売巨人軍】

8月末が期限、パではオリ、ロッテ、ソフトバンクが若手を支配下に

 トレードなどの期限が今月末に迫る中、各球団で育成選手の支配下登録が30日に相次いだ。5球団で計6人が、滑り込みで2桁背番号に“昇格”。ペナントレース佳境に向け、チームに刺激を与える存在として期待される。

 巨人では、鍬原拓也投手と喜多隆介捕手が支配下に。鍬原は2017年のドラフト1位で中大から入団。2020年8月に右肘手術を行い今季から育成選手となっていた。一方の喜多は2020年の育成ドラフト2位で入団。今季は2軍で46試合に出場し、打率.234、1本塁打12打点の成績を残していた。

 昨年オフに巨人を戦力外となり、DeNA入りした宮國椋丞投手も支配下契約を勝ち取った。今季は2軍で20試合登板、4勝3敗1セーブ、防御率4.85。背番号は「106」から「65」に変更され、29歳右腕が再出発を図る。

 ソフトバンクでは、2018年の育成ドラフト1位で神村学園から入団した渡邉陸捕手がプロ3年目で支配下を奪取。1年目の2019年、2年目の2020年とウエスタン・リーグでの出場はなかったが、今季は同リーグで53試合に出場。ここまで打率.267、2本塁打15打点の成績を残していた。

 パ・リーグではロッテも植田将太捕手と支配下選手契約を締結。2019年の育成ドラフト2位で入団し、今季はここまでイースタン・リーグで52試合に出場し打率.206、1本塁打16打点をマークしていた。オリックスでも、岡崎大輔内野手が支配下に復帰。2016年のドラフト3位で入団し、2019年に育成選手となっていた。

(Full-Count編集部)

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