「たぶんマーティンでも取れない」　“横スライディング”の超絶好捕に敵地も喝采

右翼線を襲った強烈ライナーにロッテの和田康士朗が超ファインプレー

■ロッテ 1ー0 楽天（29日・楽天生命パーク）

　ロッテの和田康士朗外野手が29日、楽天戦（楽天生命パーク）で、土壇場で勝利を確信させる超ファインプレーを見せた。同点のピンチで右翼線を襲ったライナーに対し、“横滑り”しながら好捕。敵地のスタンドから拍手が起きたプレーに、ファンも「あの球を取れるのは和田しかいないな」「たぶんマーティンでも取れない」と称賛した。

　ロッテはわずか1点リードの9回裏、1死二塁のピンチに。楽天・浅村に右翼線への鋭い打球を放たれ、同点に追いつかれるかと思われた。しかし、9回に代走で途中出場して右翼の守備についていた和田が救う。快足をとばしてフェンス際の打球に追いつくと、最後は横方向にスライディングしながら懐付近でキャッチ。試合はそのまま逃げ切った。

　勝敗を分けた超絶プレーを「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルが「2021年8月29日 今日のナイスプレーまとめ 【勝っても負けても】」と題して公開した動画の中で紹介。ファンからは「捕球後もいい滑り方してる」「和田のナイスプレーがなかったら今日は負けてたと思う」「まじであれ取るのエグいし落ちてたら負けてたと思う」などとコメントが寄せられていた。