前田健太、最新TJ手術で来夏の早期復帰も 指揮官は言葉選び「いい形で進んでいる」

ツインズ・前田健太【写真:AP】
ツインズ・前田健太【写真:AP】

肘内を補強具を入れた手術法がとられた

 ツインズの前田健太投手は1日(日本時間2日)、米テキサス州ダラスで右肘のトミー・ジョン手術を受けた。ロッコ・バルデリ監督が報道陣の取材で明らかにした。「手術の結果は良かった。トミー・ジョン手術を受けた」と明らかにした。

 バルデリ監督によると、前田のトミー・ジョン手術には最新の技術「インターナル・ブレース」(補強具)を用いた手術になったという。通常のトミー・ジョン手術なら復帰まで1年から16か月がかかるが、9~12か月に短縮できる可能性があるという。最短で来夏の復帰となるが、指揮官は「まだ話しあってないから何とも言えない。トミー・ジョン手術と回復プロセスは個々それぞれ違う。しっかりステップを踏んでいく事が大事だ。ここまではいい形で進んでいる」と慎重だった。

 チームはエース格のベリオスがブルージェイズへトレード移籍し、先発ローテには若い投手が並ぶ。「もちろんケンタがいる方がチームとしてはいい。健康なケンタならもっといい。来年は彼がいない時期を過ごすが、彼も戻るために一生懸命やるだろうし、どこかのタイミングで準備ができると思う。その時は今までのケンタよりはるかにいいバージョンが見れるかもしれない」と右腕の復活を待ち望んでいた。

(Full-Count編集部)

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