大谷翔平の“信じられない一発” 内角ボール球を軽々、ヤ軍主砲ジャッジが回顧

2018年4月27日のヤンキース戦でホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
2018年4月27日のヤンキース戦でホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2018年、エンゼルス1年目に見せていた規格外の対応能力

 シーズン50本塁打、そしてキングへ向けて驀進するエンゼルスの大谷翔平投手について、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手が過去の“忘れられない一発”を挙げて称賛した。

 これは1日(日本時間2日)の試合後会見での一コマ。速球に強い大谷がこの日、ゲリット・コール投手から3三振を喫したことについて問われたジャッジは「信じられないよ。オオタニがホームランを打つ動画はいろいろ見てきた。2018年か19年にルイス・セベリーノが99マイルの速球を内角いっぱいに投げたのに、ホームランにしたのを覚えている」と大谷の強烈なバッティングを称え、忘れられない一撃を明かした。

 これは大谷が大リーグ挑戦1年目だった2018年、4月27日のヤンキース戦でのこと。今よりもスリムな大谷はセベリーノが投じた内角へのボール球を、うまく腕をたたんで本拠地エンゼル・スタジアムの右翼席に運ぶ4号本塁打とした。実際には時速97マイル(約156.1キロ)の剛速球への反応は「めったに見られるもんじゃないよ」とジャッジも驚きの打撃技術だった。

 ただ、この日はコールの投球がその上を行った。ジャッジは「今日のコールは別次元だった。彼の後ろでプレーできるのは楽しいよ」と、7回被安打4、15奪三振という快投を見せた同僚を称えていた。

【動画を見る】内角ボール球を軽々とスタンドへ…今よりスリムな大谷が見せた衝撃の打撃術

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