大谷翔平、103年ぶり「2桁本塁打&2桁勝利」に指揮官期待 「熱意を失ってほしくない」

試合前の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
試合前の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

「彼が2桁勝利を挙げられたら素晴らしいことだと思う」

■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日・午前10時38分)、本拠地・レンジャーズ戦で「2番・投手」で先発出場する。試合前にジョー・マドン監督が取材に応じ「彼が2桁勝利を挙げられたら素晴らしいことだと思う」と、偉業達成に期待を込めていた。

 大谷は今季、投手としてここまで19試合に登板し8勝1敗、防御率3.00をマーク。打者としては両リーグトップの42本塁打を記録。この試合で勝利すればア・リーグでは1918年のルース以来、103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打に王手をかけることになる。

 マドン監督は10勝を目指す大谷について「私としては先発投手が10勝、15勝、20勝投手になりたいという熱意を絶対失ってほしくない」と力説。投手なら最優秀防御率、打者なら本塁打王、打点王などタイトル争いに挑む気持ちが必要であることを語り「彼(大谷)が2桁勝利を挙げられたら素晴らしいことだと思う」と期待を込めていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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