大谷翔平、特大43号3ランでメジャー通算90本塁打 ペレスに3本差、エ軍勝率5割復帰
4打数2安打3打点で打率.260
■エンゼルス 4ー1 レンジャーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・レンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場し、6回の第3打席で4試合ぶりの43号3ランを放った。メジャー通算90本塁打とし、本塁打王争いで2位に3本差を付けた。4打数2安打3打点で打率.260。チームは4-1で快勝して2連勝。勝率5割に復帰した。
特大の一発は1点リードの6回無死一、二塁だった。左腕アラードの甘く入ったカットボールを完璧に捉えた。右翼席中段へ両リーグ最多43号3ラン。飛距離426フィート(約129.8メートル)、打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、打球角度31度。打った瞬間にそれと分かる一発だった。
本塁打王争いでは1試合2発でリーグ2位に浮上したロイヤルズ・ペレス(40本)に再び3本差を付けた。年間51発ペース。シーズン本拠地25発は2000年トロイ・グロスが記録した24本を超えて球団新記録。また、グロスが同年に記録したシーズン球団記録47本塁打にも4本差に迫った。
初回1死は左飛。4回先頭は一ゴロに倒れ、8月30日(同31日)の本拠地・ヤンキース戦の第4打席から15打席連続無安打だった。この一発は16打席ぶりの安打となった。8回1死では元DeNAパットンと対戦して右前打。8月19日(同20日)の敵地・タイガース戦以来13試合ぶり、今季34度目のマルチ安打をマークした。直後の二盗は二塁ベースから足が離れて失敗に終わった。湿りがちだった打撃で復調の兆しを見せた。
(Full-Count編集部)