再昇格後は無傷5連勝 DeNA大貫、復活の理由と昨季と変わらぬ“悩み”

「実は、体重がまたちょっと減っちゃった」

 5月26日のオリックス戦で2回途中KOされて5連敗となった後、2軍で再調整した。1軍に復帰した6月27日の阪神戦以降は、逆に1度も負けていない。三浦大輔監督は「(5連敗中は)腕が縮こまって、球が真ん中に集まったり、ワンバウンドしたりしていた。内、外角両サイドにしっかり投げられるようになったことが、結果につながっていると思う」と分析する。

 2軍調整中は試行錯誤を重ねた。プレートの三塁方向を踏むようにしたのもその1つ。大貫は「ファームの試合やブルペンで徐々に感触をつかみました。(好調の)1つの要因だと思います」とうなずく。シーズン序盤こそ、就任1年目の三浦監督の期待を裏切ったが、昨季に続いてチーム最多の勝ち星となり、いまや安定感は随一。そこで改めて、昨年来の課題を口にした。「実は、体重がまたちょっと減っちゃった。何を食べれば体重を維持できるのか、これはいいぞという物を募集しています」。

 181センチ、73キロのひょろっとした体形で「豆苗(とうみょう)」のニックネームで親しまれている。昨季終盤は体重が70キロ前後に減り、球威も落ちたと感じたことから、シーズンオフには1日最大7食を摂るなど増量に取り組んだ。それでも2~3キロ増が精いっぱい。今また体重減の傾向に悩まされている。押しも押されもせぬ先発の柱として、1年を通じてコンスタントに白星を挙げるためにも、逞しいボディを切望している。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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