大谷翔平は「電車のようだ」 パドレス右腕が語る“衝撃場面”「気が付いたら横を…」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

パドレスのマスグローブ「本当にめちゃくちゃデカイんだ」

 今季10勝を挙げているパドレスの右腕ジョー・マスグローブ投手が米TV局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏が司会を務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」に出演。エンゼルス大谷翔平投手の走力を絶賛し、「電車のようだ」と表現した。

 マスグローブは、大谷の熱狂的ファンを公言しているバーランダー氏とオンラインでトークを展開。大谷との対戦やプレーを実際に見た印象などを語った。「彼は本当にライン沿いを軽やかに走るんだ。彼は電車のようだよ。音も聞こえてなかったのに、気が付いたら横を駆け抜けているんだ」と驚きを口にした。

 右腕は今季、8月27日(日本時間28日)の敵地でのエンゼルス戦に先発し、3安打完封勝利を飾っている。「1番・DH」で出場した大谷に対しては左飛、二ゴロ、中飛、右飛の4打数無安打に封じた。第2打席の二ゴロではマウンドから一塁カバーに走っており、その際の印象なのかもしれない。

 トークではマスグローブが高校時代に投打両方で優れていたことに触れ、バーランダー氏が「チャンスがあればあなたがショウヘイ・オオタニのように扱われていたかも」と水を向けると、次のように答えている。

「メジャーのレベルで高い質の投手になるにはかなりの献身が必要で、非常に難しいことだ。投打両方でそれをできるなんて、時間や心のゆとりなどバランスを取らないといけないことを考えれば、本当に感心するよ。直接彼を見ることができたけど、がっしりした人間だ。本当にめちゃくちゃデカイんだ」

 さらにスピードについて再び言及。「彼は飛ぶように走る。内野ゴロで一塁カバーに入る時、いつもはランナーの気配を感じることができる。どれだけ近くにいるか、どれだけのスピードが出ているか感じることができるんだけど、彼の場合は聞こえないんだ。電車のようだ。気付いた時にはあっという間に通り過ぎている。彼は見ていて本当に楽しいよ。対戦できて嬉しかったよ」。投打両方でメジャートップレベルのパフォーマンスを発揮するだけではなく、23盗塁を記録するなどスピードも備えた大谷に驚きを禁じ得ないようだ。

【実際の映像】マスグローブも衝撃…「電車・大谷翔平」の超足シーン

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