二刀流出場の大谷翔平は「鹿のように走れる」 敵将は投打に加えて快足も警戒

試合前の取材に応じるアストロズのダスティ・ベイカー監督【写真:小谷真弥】
試合前の取材に応じるアストロズのダスティ・ベイカー監督【写真:小谷真弥】

敵地アストロズ戦に「2番・投手」、99年ぶり10勝&10発かけ先発

■アストロズ ー エンゼルス(日本時間11日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)敵地で行われるアストロズ戦に「2番・投手」で先発する。投手としての出場は3日(同4日)のレンジャーズ戦以来で、米国で自身初の2桁勝利となる今季10勝目をかけての登板だ。

 勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりとなる同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打を達成する。ニグロリーグを含めると、1922年にブレット・ローガンが14勝&15本塁打をマークして以来99年ぶりのMLB記録となる。

 投手としてアストロズと対するのは5月11日(同12日)以来。当時大谷は勝敗こそつかなかったものの7回を投げ1失点、10奪三振という鮮烈な投球を見せている。

 再戦を前に、アストロズのダスティ・ベイカー監督は大谷のどこが優れているのか問われ「ベリーグッド。彼は(開幕時から)ずっと二刀流をしている。ホームランを打てるだけでなく、鹿のように走れる。体格も素晴らしい。彼は非常に礼儀正しい選手だ」と絶賛。投球や44号本塁打の期待される打席だけでなく、すでに23盗塁を記録している足についても警戒を強めていた。

(Full-Count編集部)

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