大谷翔平、103年ぶり偉業はお預け 先制44号ソロも4回途中9安打6失点で10勝目ならず

4回途中9安打6失点で降板したエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:AP】
4回途中9安打6失点で降板したエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:AP】

1918年ベーブ・ルース以来の2桁勝利&2桁弾はお預け

■アストロズ ー エンゼルス(日本時間11日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・アストロズ戦で「2番・投手」で出場したが、4回途中9安打6失点で降板。メジャー4年目で初の2桁10勝目はお預けとなった。防御率3.36。

 なかなかリズムを作れなかった。2点リードの3回。アルトゥーベの左翼線二塁打などで2死二塁とされると、ブレグマンの中前適時打で1点差。アルバレスの右翼フェンス直撃の適時二塁打で同点に追いつかれ、続くコレアには中前適時打。3連打で一気に逆転された。

 再逆転した4回は先頭・ディアスの死球とマコーミックの左前打、暴投などで1死二、三塁のピンチを招いた。アルトゥーベに同点の左前適時打を浴びたところで降板となった。救援投手も打たれて、3回1/3で1奪三振無四球、9安打6失点。被安打9はメジャー4年目で自己ワーストだった。77球を投げてストライク52球だった。

 バットでは初回1死で4試合ぶり44号ソロ。自ら先制弾を放ち、リーグの本塁打王争いで2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに2本差をつけた。3回2死は四球、4回2死二、三塁は敬遠四球だった。

 勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来の同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打だった。103年ぶりの偉業は次回登板以降に持ち越しとなった。

(Full-Count編集部)

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