大谷翔平、2戦連発ならずも172キロ右前打で快勝に貢献 ゲレーロJr.が1本差に肉薄
4打数1安打1四球で打率.258、エンゼルス快勝
■エンゼルス 4ー2 アストロズ(日本時間12日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地・アストロズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右前打を放ち、3試合連続安打をマーク。4打数1安打1四球で打率.258となった。チームは4-2で快勝した。
大谷らしい強烈な当たりだった。初回無死一塁。今季10勝を挙げている右腕ガルシアの92.9マイル(約149.5キロ)、フォーシームを右前へ打ち返した。打球速度106.9マイル(約172.0キロ)。あっという間に外野へ抜けていった。1死後、大谷はウォルシュの左中間への先制適時二塁打で三塁へ進塁。続くレンフィフォのニゴロの間に2点目のホームに生還した。
2回2死二塁は二ゴロ。4回1死は右飛、6回2死一塁は一ゴロと3打席で凡退した。9回先頭は3番手左腕テイラーから四球を選んだ。2試合連発とはいかず、本塁打数は「44」のまま。
リーグの本塁打王争いではブルージェイズのゲレーロJr.が敵地で行われたオリオールズとのダブルヘッダー第1試合の3回に2試合ぶり43号を放ち、大谷に1点差に迫った。ロイヤルズ・ペレスは42本でリーグ3位。タイトル争いは激しさを増している。
(Full-Count編集部)