「日本人のパワーじゃない」　オリ杉本、単独トップ26号は左手1本の特大“驚愕弾”

オリックスで本塁打王を獲れば2010年のT-岡田以来、11年ぶり

■西武 3ー1 オリックス（12日・メットライフ）

　オリックスの杉本裕太郎外野手が12日、敵地での西武戦に「4番・右翼」で先発出場。リーグ単独トップに躍り出る26号ソロを放った。最後は左手1本で放った左中間最深部への特大アーチにファンも「日本人のパワーじゃない」「完璧すぎて笑った」と大注目だった。

　3点を追う4回の先頭。西武・渡邉が投じた甘く入った140キロのカットボールを完璧に捉えると、打球は一直線で左中間スタンド最深部に飛び込んだ。試合前に25本で並んでいた柳田、マーティンを抜き去る単独トップの26号は、打った瞬間に確信する完璧弾だった。

　この日は4打数1安打で打率.311はリーグ3位、70打点はリーグ2位タイと3冠王の可能性も残す和製大砲の一発を「パーソル パ・リーグTV」公式ツイッターも動画で公開。瞬く間にスタンドインした特大弾にファンも「完璧すぎて笑った」「日本人のパワーじゃない」「3冠王が見たい」「これぞ世紀末覇者拳王」「ラオウが世界を凌駕する」と大絶賛だった。

　オリックスで本塁打王となれば2010年のT-岡田（33本）以来、11年ぶり。今シーズンにブレークを果たした杉本がタイトルに向け猛チャージをかける。