シーズン終盤で頼りになる存在に 奮闘する40歳超え“おじさん選手”の現在地

ロッテ・鳥谷敬(左)とソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史、藤浦一都】
ロッテ・鳥谷敬(左)とソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史、藤浦一都】

最後の“松坂世代”としてプレーを続けるソフトバンクの和田毅

○ソフトバンク 和田毅投手 40歳
17試合 5勝6敗、防御率4.38

 西武の松坂大輔投手が現役引退を発表し、最後の“松坂世代”として現役を続ける左腕。打ち込まれる場面もあったが、熟練の投球術は健在で前半戦は4勝をマーク。チームはBクラスと苦しい戦いが続いているが、ローテの一角として若い投手陣を牽引していきたい。

○ロッテ 鳥谷敬内野手 40歳
32試合 打率.170(53打数9安打)、0本塁打2打点

 シーズン序盤は1軍に帯同しスタメン出場もあったが、7月6日に2軍降格してから出番がない状況が続いている。通算2099安打を誇るヒットマンだが、2020年のロッテ移籍後は目立った活躍を残せていない。チームも首位を走っており井口監督がどのような起用法を見せるのか注目だ。

○阪神 糸井嘉男外野手 40歳
57試合 打率.237(76打数18安打)、3本塁打14打点

 今シーズンは主に代打としての起用が続いているが、後半戦の代打打率は.417と勝負強さを発揮している。また、王手をかけていた史上31人目の通算300盗塁も達成。近大の後輩ドラフト1位ルーキー・佐藤輝明外野手が抹消され、シーズン終盤は出番は増えそうな予感だ。

(Full-Count編集部)

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