「奇妙なプレー」で無失点 エ軍右翼手がまさかの転倒も“リカバリー守備”に米称賛

エンゼルスのフアン・ラガレス【写真:AP】
エンゼルスのフアン・ラガレス【写真:AP】

右翼手ラガレスが転倒し打球はフェンスに到達も、素早い中継プレーでアウトを奪う

■アストロズ 3ー1 エンゼルス(日本時間13日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場した12日(日本時間13日)の敵地・アストロズ戦で摩訶不思議なプレーが起こった。1死二塁から右翼フェンスに到達する打球で得点を許さなかった“トリック守備”に米記者も「奇妙なプレーだ」と首を傾げていた。

 2点を追う7回の守備だった。1死二塁からグリエルが放った飛球を右翼手・ラガレスが足を滑らせ転倒し後逸。打球はワンバウンドでフェンスに到達。二走のブレグマンが悠々生還するかと思われたが、まさかの転倒にスタートが遅れると、エンゼルスの素早い中継プレーで、まさかのタッチアウトとなった。

 タイムリーエラーかと思われたがリカバリーしたラガレス、二塁手・フレッチャーの素早い送球をエンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」も「ネバーギブアップ」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「いい教訓」「信じられないプレーだ」「美しい」と称賛。MLB公式でエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者も「奇妙なプレーだ」と得点が入らなかったことに頭を傾げていた。

【動画】1死二塁から二塁打で無得点の謎 エ軍守備がリカバリーした奇妙なプレー

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