ダルビッシュは4回8失点で10敗目 黒田博樹氏超えのMLB通算80勝は持ち越し
初回5失点…2年ぶり1試合4被弾、4年ぶり2桁敗戦
■ジャイアンツ 9ー1 パドレス(日本時間14日・サンフランシスコ)
パドレスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発し4回8失点で降板。試合はパドレスが1-9で敗れ、今季10敗目(8勝)を喫した。シーズン2桁の敗戦は2017年にレンジャーズで9敗、ドジャースで3敗の計12敗して以来4年ぶり。勝ったジャイアンツは、30球団一番乗りでポストシーズン出場が決定した。
1回にラステラの先頭打者弾、ロンゴリアの3ラン、4回にはヤストレムスキーにソロ、ベルトに2ランを浴び、被安打6のうち4本が本塁打、3奪三振という内容で防御率は4.32に。1試合4被弾はカブス時代の2019年8月21日のジャイアンツ戦以来、2年ぶりだ。
1回にいきなり5失点して試合の流れを失った。2、3回は抑えたものの4回に再び一発攻勢を許す波の大きな投球だった。
ダルビッシュは8日(同9日)のエンゼルス戦で6回1失点と好投し、6月21日以来79日ぶりとなる8勝目を上げた。これが大リーグでの通算79勝目で、ヤンキースなどで活躍した黒田博樹氏に並ぶ日本人歴代2位となっていた。13日の登板に単独2位がかかったが、次回へ持ち越しに。日本人の通算勝利トップは野茂英雄氏の123勝。
(Full-Count編集部)