「左折の指示器を出さないと」 急旋回した“超絶魔球”に衝撃「物理的に不可能」

マリナーズ戦に登板したレッドソックスのタナー・ハウク【写真:AP】
マリナーズ戦に登板したレッドソックスのタナー・ハウク【写真:AP】

メッツ投手も驚き隠せない横滑り「一体なんだこりゃ」

■Rソックス 9ー4 マリナーズ(日本時間16日・シアトル)

 想像を絶する曲がり幅を見せた“超絶魔球”が、驚きとともに注目されている。レッドソックスのタナー・ハウク投手が、15日(日本時間16日)のマリナーズ戦で投じた1球。横方向に加速しながら急旋回する異次元の軌道に、ファンからは「左折の指示器を出さないと」「これは物理的に不可能」などの声が上がった。

 2回無死走者なしの場面で、カウント2-2から右打者のタイ・フランスに投じた5球目だった。ストライクゾーンに来るかと思われた球は、あれよあれよと外角へ。捕手は左打席のかなり食い込んだ位置で捕球するほどの変化で、打者はあっけなく空振り三振に倒れた。

 この1球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が、自身のツイッターで「とんでもない86マイル(約138キロ)の一掃させるスライダー」とのメッセージを添えて動画で公開。ファンからは「方向指示器の出し忘れで違反切符切らなきゃ」「キャッチャーがキャッチしなかったらブーメランのようにハウクに戻ってきただろう」とのコメントが寄せられた。メッツのマーカス・ストローマン投手も「一体なんだこりゃ」と反応するほど、衝撃は大きかった。

【実際の映像を見る】「左折の指示器を出さないと」 加速しながら急旋回する“超絶魔球”

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