迫るドラフト「あいつは確定、あとは自分」 後輩は目玉候補…先輩右腕の思い

「直球を磨け」元楽天・片山コーチの指導で原点回帰

 入団当初はフォームを崩し、苦しんだ。「直球も変化球もダメになってしまっていた」。制球も定まらず、痛打される試合が続いたが、片山博視選手兼任コーチが成長を促してくれた。

「『変化球ではいつでもカウントを取れるから、直球を磨け』と言われました」。現在は打者として出場する片山コーチは投手として楽天から2005年にドラフト1位指名を受け、206試合に登板した経験を持つ。投手、打者両方の目線から指導を受けた。

 直球を磨く上で意識したのは、原点に戻ること。高校時代、参考にしていのはロッテ・佐々木朗希投手。顔の横にグラブを構えるセットポジションから足を高くあげるフォームだったが、BC埼玉武蔵に入団した時には崩れていたという。

「もう1度そのフォームにしてみたら、しっくりくるようになりました」。球速自体は変わらないが、直球を痛打される機会が明らかに減った。「キレが増してきた」と実感し、片山コーチからも「よくなってきた」と褒められるようになった。

 15日に風間がプロ志望届を提出。「あいつは(ドラフト指名は)確定ですから。あとは自分がドラフトにかかって、同じ舞台でやれたらいいなと思います」。長尾は再び、同じ舞台に立つことを夢見て吉報を待つ。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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