大谷翔平のMVPは当確? ゲレーロJr.が3冠王でもMLB公式アナリスト「楽勝で獲る」
歴史的な活躍で大谷の名前を冠した賞創設の提案も…
ペトリエロ氏も「ブラッドは素晴らしい。私たちはみんな彼のことを尊ぶべきだ」とゲレーロJr.の活躍を称えつつも、MVP本命には大谷を推す。「3冠王はクールなことだが、珍しいことであって前例がないことではない。ここ数週間で変わったのは、オオタニがMVPを『満場一致で獲る』から『楽勝で獲る』に変わっただけだ」と断言している。
フェインサンド記者は所属球団の成功度合いも考慮に入れるべきだとし、ゲレーロJr.が在籍するブルージェイズがポストシーズンに進出した場合はMVPになり得ると指摘。「どう投票していいか分からない。今年、私はア・リーグのMVPじゃなく、ナ・リーグの最優秀監督賞の投票者でよかった。これは決めるのが残酷なレースだと思う。1か月前にはオオタニで決定だと思っていたが、ブラッドが間違いなく事を面白くしている」と述べている。
また、大谷が成し遂げてきた偉業に対してはこんな意見も飛び出している。フェインサンド氏は「100球未満で完封することをグレッグ・マダックスの名前をとって『マダックス』と呼ぶように、これから全ての二刀流選手を『ショウヘイ』と呼んではどうか」と提言。アドラー記者も「オオタニがしていること名前をつける必要がある」とし、ペトリエロ氏は「彼がこの活躍を毎年やったら『Most Ohtani Player賞』に名前を変えよう」とした。
果たして、MLB公式サイトの面々の予想通りに、大谷はア・リーグMVPに輝くか。今後の残るシーズンの行方に注目だ。
(Full-Count編集部)