大谷翔平は「本当に良い打者」 ア軍剛腕、直接バトルに向け“褒め殺し”作戦!?

取材に応じたアスレチックスのフランキー・モンタス【写真:小谷真弥】
取材に応じたアスレチックスのフランキー・モンタス【写真:小谷真弥】

対大谷は通算17打数6安打の打率.353も今季は7打数1安打の打率.143

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、今季10勝目をかけて本拠地・アスレチックス戦で先発マウンドに上がる。勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成する。大谷と投げ合いで今季13勝目を目指すフランキー・モンタスは「あのような選手のプレーを見ることができるのはいつも嬉しいことだ。マウンド上で彼と対戦するのが楽しみだ」と大谷との直接バトルを心待ちにした。

 最速160キロ前後の剛速球を武器とするモンタスは打者・大谷に対して通算17打数6安打の打率.353、2本塁打、7打点と苦手としている。「本当に良い打者なんだ。対戦した中でもトップクラス。本当に素晴らしいシーズンを送っているよね」と絶賛。今季、痛打を許したのは敵地で行われた5月29日(同30日)の左前2点打のみ。計7打数1安打の打率.143、2打点と抑えているが、大谷への称賛は続く。「いや、本当にアメージングな1年を過ごしているよ。ホームランもたくさん打っている。本当に良い打者だよ」と褒めちぎった。

 今季は29試合登板して12勝9敗、防御率3.72。主戦投手として奮闘している。チームはポストシーズン進出へ負けられない戦いが続いている。「シーズンを楽しもうとしているよ。登板して楽しむつもりさ」。自然体で大谷との今季ラストバトルへ臨む。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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