オリの“愛され男”が「濃い4年間を過ごせた」 引退・西浦からナインへ魂のゲキ

26日の試合前に声出しを行ったオリックス・西浦颯大【画像:パーソル パ・リーグTV】
26日の試合前に声出しを行ったオリックス・西浦颯大【画像:パーソル パ・リーグTV】

26日試合前の円陣で声出し、その裏側を球団が公開

 国指定の難病のため、今季限りでの現役引退を発表したオリックス西浦颯大外野手が、優勝争いを続けるチームへ“魂のゲキ”を飛ばしている。26日の楽天戦(京セラドーム)の試合前、円陣で声出しを務めた姿の裏側を、オリックスが球団公式YouTubeにアップした。

 明徳義塾高から入団して4年目の西浦は、昨オフに患った「両側特発性大腿骨頭壊死症」のため、24日に引退を発表。26日は試合前のオリックスベンチに自身の背番号「00」のユニホームを着て現れた。宗佑磨内野手に招き入れられる形で円陣の中に入り、チームを鼓舞。オリックスが公開した動画は西浦の「僕も応援するので。みんなで一緒に僕のためと思って優勝してください。優勝してもらわないと困ります」という言葉を鮮明に捉えている。

 この前後には、オリックスベンチで先輩たちの激励を受ける姿も収められている。安達了一内野手と固い握手を交わし、若月健矢捕手とは何やら話し込む姿も。

 オリックスは28日から敵地で首位ロッテとの3連戦を戦う。志半ばでグラウンドを去る西浦の熱い言葉に、応えることはできるだろうか。

【動画を見る】「僕のためと思って…」 チームに25年ぶりの優勝を厳命した西浦の熱い言葉

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY