鷹、“天敵”の西武高橋から2年ぶり勝利 千賀が7勝目、3位楽天と0.5ゲーム差接近

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

2019年4月21日以来、勝っていなかった高橋相手から5得点

■ソフトバンク 5ー2 西武(28日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは28日、本拠地・PayPayドームで西武と対戦し、5-2で快勝した。“天敵”の高橋を打ち崩し、2019年4月21日の対戦以来、891日ぶりに勝利。敗れた首位ロッテとの差を6ゲーム、3位の楽天との差を0.5ゲームに詰めた。

 一発攻勢で高橋を沈めた。2回、先頭の柳田が中前安打で出塁すると、デスパイネが5号2ランを放って2点を先制。さらに走者を1人を置いて甲斐のキャリア最多に並ぶ11号2ランが飛び出して2点を追加した。5回にはデスパイネが適時打を放ち、リードを5点に広げた。

 先発の千賀は序盤から安定した投球を披露。疲れの見えた7回に2死二、三塁から岸に中前への2点適時打を許したところで降板となったが、6回2/3を投げて7安打2失点の好投で今季7勝目を挙げた。千賀の降板後はリリーフ陣が無失点リレーで繋ぎ、リードを守って逃げ切った。

 これで3連勝としたソフトバンク。この日は首位のロッテがオリックスに、3位の楽天が日本ハムに敗戦。ロッテとは6ゲーム差、楽天とは0.5ゲーム差と接近し、Aクラス返り咲きも見えてきた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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