大谷翔平、“快足”一塁内野安打で2戦ぶり安打 二盗成功で史上6人目の45発&25盗塁
勝ち越し生還でシーズン100得点、2008年のイチロー(マリナーズ)以来13年ぶり
■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間30日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・レンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。6回の第3打席で一塁内野安打を放ち、2試合ぶりの安打をマークした。
2-2で迎えた6回先頭。左腕ハーンの高めフォーシームを一塁へ強く打ち返した。ベースカバーに入ったハーンより速く一塁ベースに到達。足でHマークをともした。リーグの本塁打王争いではロイヤルズ・ペレスが両リーグ最多48号を放った。リーグ3位の45本の大谷は3本差。7試合ぶりの一発で迫れるか。
1死後、二盗を試みて成功。今季25盗塁とし、捕手トリビーノの送球がそれる間に三塁へ進んだ。大リーグでは元広島で2006年ナショナルズのアルフォンソ・ソリアーノ(46・41)以来15年ぶり。史上6人目の「45本塁打&25盗塁」を達成した。さらに、1死三塁からメイフィールドの中前適時打で勝ち越し生還。100得点は2008年のイチロー(マリナーズ)以来13年ぶりだ。
初回先頭の見逃し三振で球団新記録となるシーズン185三振。3回先頭はニゴロに倒れた。また、この日の試合前には今季の残り試合で登板しないことが決まった。マドン監督は「残りシーズンは投球のことはもう気にせず、打撃に専念してもらいたい」と期待を込めた。打者に専念し、本塁打王争いへも勢