中日、山井大介の現役引退を発表「自分に携わってくれたすべての人に感謝」

中日・山井大介【写真:荒川祐史】
中日・山井大介【写真:荒川祐史】

現役最年長投手は今季1軍登板なし

 中日は30日、山井大介投手が今季限りで現役を引退すると発表した。現役最年長投手の43歳は今季1軍登板なし。20年の現役生活に幕を下ろすことを決めた。

 山井は河合楽器から2001年のドラフト6巡目で中日に入団。2007年の日本シリーズ第5戦では、岩瀬との完全試合リレーで中日の53年ぶりの日本一に貢献した。2013年には史上77人目のノーヒットノーランを達成。2014年には最多勝と最高勝率のタイトルも獲得した。

 今季はファームで19試合に登板してチームトップの7勝、防御率3.94の成績を残していたが、1軍での登板機会はなかった。

 球団を通じて発表した山井のコメントは以下の通り。

「ドラゴンズ球団、歴代の監督、コーチ、スタッフ、自分に携わってくれたすべての人に感謝しています。ファンの皆さんのたくさんの声援のおかげでマウンド上では自分の持っている以上の力が出せたと思います。20年間、本当にありがとうございました」

(Full-Count編集部)

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