大谷翔平、9試合ノーアーチ 3の0で3戦ぶり無安打、残り2試合でHRトップと3本差

「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

3打数無安打1四球で打率.258、プレーオフ争いマリナーズは痛すぎる1敗

■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間2日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地・マリナーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。3打数で3試合ぶりの無安打に終わった。打率.258。9試合連続ノーアーチで本塁打王争いで両リーグトップと3本差のまま。チームは2-1で競り勝った。

 まさかのアクシデントもあった。1点リードの8回2死。大谷の打席中に一塁側や右翼4階席から黄色の紙飛行機が投げ入れられた。上空を舞う無数の“物体”に満員の球場は騒然。グラウンドに落ちた紙飛行機を取り除くため、試合は約1分間の中断となった。打席内の大谷も呆然。その後、場内には注意喚起のアナウンスが流れた。

 マリナーズは20年ぶりのポストシーズン進出争いの真っ只中。チケットはソールドアウトで、観客には黄色の紙に「BELIEVE」と書かれた応援グッズが配られた。球場に舞った“紙飛行機”は、この応援グッズが用いられたものとみられる。

 大谷はこの打席で空振り三振を喫した。初回1死は中飛、3回無死二塁は申告敬遠で勝負を避けられた。18敬遠はリーグ断トツだ。5回2死はニゴロ。日本人選手では2007年松井秀喜(ヤンキース)以来14年ぶりの大台到達は次戦に持ち越しとなった。

(Full-Count編集部)

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