2016年のドラフト選手の今 田中正義や佐々木千隼が競合、下位に球界のエースが

西武・源田壮亮(左)とオリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】
西武・源田壮亮(左)とオリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

オリ4位の山本は球界のエースに、西武3位の源田は球界屈指の遊撃手

 では、2位以下の主な選手も見ていこう。オリックスが4位で指名した山本由伸が2年目から台頭。今季は勝利数、防御率、奪三振でトップを独走する。侍ジャパン日本代表でも東京五輪金メダル獲得に貢献し、球界を代表する投手になった。

 西武3位の源田は2017年パ新人王で、ベストナインとゴールデングラブ賞を昨年まで3年連続受賞。侍ジャパン東京五輪代表にも選出された。同5位の平井克典は2019年に81試合に登板してリーグ優勝に貢献した。

 楽天は2位で池田隆英、3位で2018年新人王の田中和基、9位で高梨雄平を指名。池田は日本ハムへ、高梨は巨人へトレードされ、それぞれ新天地で結果を残している。10位指名の西口直人も1軍に定着している。ロッテ2位の酒居知史はトレード先の楽天で活躍している。

 DeNAでは、9位指名の佐野恵太外野手が昨季初めて規定打席に到達し首位打者を獲得。チームに欠かせない選手になった。巨人では2位の畠世周、9位の大江竜聖が救援として奮闘。阪神は5位の糸原健斗が二塁の定位置を確保し、中日2位の京田は2017年セ新人王を受賞した。

 ヤクルトでは2位星知哉、3位梅野雄吾がブルペンの一角として活躍(梅野はシーズン途中で離脱)、5位の古賀雄大も捕手として存在感を示す。広島4位の坂倉将吾は捕手ながら3割をマークする打棒で注目を集めている。

(Full-Count編集部)

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