歴史的二刀流、大谷翔平の「史上初」はいくつ? エンゼルスが驚きの数字まとめ
打者として、投手として相手を圧倒する数字が並ぶ
打撃では他にも歴史的な選手に並んだという記録も多く、以下のような項目が紹介されている。
○45本塁打+25盗塁は1998年のホセ・カンセコ(ブルージェイズ)以来
○45本塁打+8三塁打は殿堂入りの5選手(ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ジョー・ディマジオ、ジミー・フォックス、ジム・ライス)以来
○時速110マイル(約177キロ)以上の本塁打が25本で今季メジャー最多
○日本人大リーガーのシーズン最多本塁打(これまでは松井秀喜が2004年に記録した31本)
さらに投手としては、打者を圧倒する武器の鋭さが光っている。
○スプリットの被打率.087は今季メジャーで最も打たれない球種だった(110打席以上)
○時速100マイル(約161キロ)に達するボールを11球以上投げた先発投手はア・リーグで4人だけ
○本拠地での13先発は6勝0敗、防御率1.95、93奪三振
面白いのは走者としても傑出した数字を残しているところだ。
○打席から一塁への到達タイム平均が4.09秒で、今季メジャー最速
ここには挙げられていないものの、最終戦で100打点に達したことで、投手として130回1/3、156奪三振、打者として138安打、103得点を加えた投打5部門の数字を「100」に乗せる「クインタプル100」も史上初めて達成した。常に進化を志向する大谷が来季はどんな姿を見せてくれるのか、楽しみでならない。
(Full-Count編集部)