大谷翔平の「勝ちたい」に応えるには… エンゼルスが補強可能な今オフのターゲットは?
守護神イグレシアスがFAとなるリリーフ陣も補強は必須
○救援
ライセル・イグレシアス(エンゼルス)32歳
ケンリー・ジャンセン(ドジャース)34歳
ライアン・テペラ(ホワイトソックス)34歳
アーロン・ループ(メッツ)34歳
ケンダル・グレイブマン(アストロズ)31歳
アダム・オッタビーノ(レッドソックス)36歳
アーチー・ブラッドリー(フィリーズ)29歳
コリン・マクヒュー(レイズ)34歳
FAとなる救援投手で今季の「WAR」が最も高かったのはエンゼルスの守護神だったイグレシアス。リリーフ陣に不安の残るエ軍は是が非にでもチームに残留させたいところだろう。ドジャースの守護神・ジャンセンもFAに。昨季は不振も、今季は69試合に投げて4勝4敗38セーブ、防御率2.22と復活。ただ、年俸は2000万ドル(約22億3000万円)と高額だ。この2人に次いでFAとなるリリーフ投手で「WAR」が高いのは、ホワイトソックスのテペラ。今季はカブス、ホワイトソックスの2球団で65試合に登板して0勝2敗2セーブ、防御率2.79と結果を残し、今季の年俸は80万ドル(約8900万円)と格安だ。
メッツのループは34歳とベテランに差し掛かっているが、今季は65試合に投げて6勝0敗、防御率0.95。年俸も300万ドル(約3億3500万円)でターゲットになり得る存在だ。この他にも31歳のグレイブマンや29歳のブラッドリー、実績豊富なオッタビーノ、レイズのマクヒューなどもFAになる。先発投手も含め複数の選手をチームに迎え入れて、チーム編成を強化してもらいたいところだ。
最後に野手も見ておこう。
○野手
ハビアー・バエス(メッツ)29歳
カルロス・コレア(アストロズ)27歳
コリー・シーガー(ドジャース)28歳
トレバー・ストーリー(ロッキーズ)29歳
スターリン・マルテ(アスレチックス)33歳
クリス・ブライアント(ジャイアンツ)30歳
マーカス・セミエン(ブルージェイズ)31歳
フレディー・フリーマン(ブレーブス)32歳
今オフのは大物遊撃手が多くFAとなる。バエス、コレア、シーガー、ストーリーと実績十分の選手たちの契約が切れるが、ミナシアンGMは「フレッチャーが守ることもできると思う。ショートでもハイレベルでプレーできると自信を持っている。今の選手でもいくつか選択肢があるが、もちろん外から持ってくる考えもある」と語っている。他にも、45本塁打を打ったセミエンらもFAになる。エンゼルスが果たしてどう補強に動くのか。今オフの動向に注目だ。
(Full-Count編集部)