大谷翔平は「ハッピーではない」 地元紙記者はエ軍に警告「改善しないと去るだろう」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

「自分は同じ目に遭いたくないと思っているでしょう」

 7年連続でプレーオフ進出を逃すことになった大谷翔平投手の所属するエンゼルス。シーズン終盤に大谷が「勝ちたいという気持ちが強い」と発言し、反響を呼ぶことに。この発言に地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」でコラムニストを務めるビル・プラスキー氏は「エンゼルスは急いでチームを改善するべきです。さもないと彼はチームを去ってしまうでしょう」とエンゼルスに“警告”した。

 今季、大谷は投手として9勝、打者として46本塁打を放ち、ア・リーグMVPの最有力候補とされている。だが、エンゼルスはトラウト、レンドンを故障で欠き、77勝85敗でア・リーグ西地区の4位に低迷。7年連続でプレーオフ進出を逃した。

 米スポーツトークショー番組「ダン・パトリック・ショー」に出演したプラスキー氏は番組内でエンゼルスに警鐘を鳴らす。大谷が同じロサンゼルスを本拠地とするドジャースに入団していた場合について問われ「とてつもない存在になっていたでしょう」と回答。そして「彼は今ハッピーではありません。変化を求めているのです」と続けている。

 エンゼルスは大谷加入以前もトラウトという球界最高の打者を抱えながら、プレーオフに進出できないシーズンを送ってきた。同氏は「彼(大谷)はマイク・トラウトがどういう経験をしてきたかを目のあたりにしています。自分は同じ目に遭いたくないと思っているでしょう」とし、エンゼルスのチーム強化の必要性を訴えた。

「エンゼルスは急いでチームを改善するべきです。さもないと彼はチームを去ってしまうでしょう。ドジャースなら即座に彼を(更に)成長させるでしょう」とし、エンゼルスはプレーオフを狙えるだけの戦力を整備すべきで、それが出来ないでいれば、大谷はいずれチームを去っていくだろうと警告していた。

(Full-Count編集部)

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