ブレーク逃した根尾は4年目の土台作りへ　中日がフェニックスLメンバー23人発表

投手はドラ1位ルーキー高橋宏斗ら13人、11日開幕で22日間開催

　中日は、11日から始まる秋季教育リーグ「第18回みやざきフェニックス・リーグ」の参加メンバー23人を発表した。今季ブレークを期待されながら夏場以降は2軍暮らしが続いた根尾昂内野手や、ベテランの大野奨太捕手らが名を連ねた。11月1日まで22日間行われる。

　根尾は3年目の今季開幕スタメンを勝ち取り、5月4日のDeNA戦（バンテリンドーム）では満塁弾でプロ初アーチをマークした。しかし、6月以降は打率1割台に低迷。7月15日に東京五輪による中断で全選手が抹消されて以降、2軍でのプレーが続いていた。1軍ではここまで67試合に出場し、打率.169、1本塁打、13打点となっている。

　参加メンバーの内訳では、投手陣はドラフト1位ルーキーの高橋宏斗ら13人。捕手は4人、内野手4人、外野手2人となっている。