ドラフト支配下指名が終了 12球団で計77人、隅田は西武、小園はDeNA1位

市和歌山・小園健太(左)と西日本工大・隅田知一郎【写真:荒川祐史、福谷佑介】
市和歌山・小園健太(左)と西日本工大・隅田知一郎【写真:荒川祐史、福谷佑介】

最少はソフトバンク、ヤクルト、ロッテの5人、最多は日本ハムの9人

 2021年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が11日、都内のホテルで行われ、12球団の全支配下指名選手が出揃った。西日本工大の隅田知一郎投手は4球団競合の末に西武が、市和歌山の小園健太投手はDeNA、阪神が競合し、DeNAが交渉権を獲得した。

 ソフトバンクが1位入札を公表していたノースアジア大明桜高の風間球打投手は一本釣り。日本ハムは天理の達孝太投手、中日は上武大のブライト健太外野手、楽天は昌平の吉野創士外野手を指名。6球団が単独指名と、サプライズ指名が相次ぐ1巡目指名となった。

 2位指名ではDeNAが早大の徳山壮磨投手、日本ハムが千葉学芸高の有薗直輝内野手、西武は筑波大の佐藤隼輔投手を指名。3位ではロッテが1位候補も噂された三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也投手を、西武が中大の古賀悠斗捕手を指名した。

 ヤクルトが3位指名した日本通運の柴田大地投手は日体大ではリーグ戦登板なしながら、社会人で急成長を遂げて指名を受けるまでに。智弁学園の前川右京外野手は阪神4位、岐阜第一の阪口樂内野手は日本ハムの4位でそれぞれ指名された。

(Full-Count編集部)

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