150キロの「4番・投手」、甲子園を沸かせた左腕… 来年ドラフトは“二刀流”に注目

京都国際・森下瑠大(左)と日体大・矢澤宏太【写真:荒川祐史、川村虎大】
京都国際・森下瑠大(左)と日体大・矢澤宏太【写真:荒川祐史、川村虎大】

日体大の矢澤宏太は最速150キロ左腕で打っても4番を務める二刀流

 2021年「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では支配下、育成を含め計128人の選手が12球団から指名を受けた。ここでは1年後に行われる2022年のドラフト候補に注目、投打の二刀流が早くも高い評価を受けている。

 高校生では今夏の甲子園で4強入りの原動力となった京都国際のエース左腕・森下瑠大投手に注目。最速143キロの直球と多彩な球種も操る本格左腕で、打者としても甲子園で一発を放つなど二刀流として期待される。近江の山田陽翔投手も投げては最速146キロの直球とフォークを武器に打者を圧倒、打っても聖地で一発を放つなどこちらも二刀流として期待だ。

 大学生では最速150キロ左腕で、打っても4番を務める正真正銘の“二刀流”日体大の矢澤宏太投手に注目。また、強肩強打の外野手として注目を浴びる早大の蛭間拓哉。1年春からベンチ入りを果たしこれまでにも日本代表候補メンバー入り、ベストナインを獲得するなど実績も十分だ。中大の森下翔太外野手は1年から侍ジャパン大学に選出され、リーグ通算5本を放っている強打の外野手だ。

 社会人では近江高時代に甲子園を沸かせた西濃運輸の左腕・林優樹、最速155キロをマークするJFE東日本の右腕・小郷賢人らも注目を集めそうだ。

(Full-Count編集部)

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