DeNA、中井と武藤の現役引退発表 それぞれの古巣戦で引退セレモニーを実施
20日の巨人戦は中井、23日の中日戦で武藤の引退セレモニー
DeNAは15日、中井大介内野手、武藤祐太投手が今季限りで現役を引退すると発表した。20日の巨人戦では元巨人の中井、23日の中日戦で元中日の武藤の引退セレモニーを実施する。
中井は2007年の高校生ドラフト3位で宇治山田商から巨人に入団。2017年には最多の90試合に出場したものの、2018年オフに戦力外通告を受けた。トライアウトを経て2019年にDeNAに加入して1軍の戦力となっていたが、今季は12試合の出場に終わり、来季の契約を結ばない旨を通告されていた。
武藤は2010年ドラフト3位でHondaから中日に入団。2013年に中継ぎとして58試合に登板するも、その後は登板数を減らし、2017年オフに戦力外に。2018年からDeNAへ移籍し、中継ぎとして登板していたが、今季は1軍登板なしに終わり、戦力外となっていた。
中井と武藤が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。
・中井大介
「横浜DeNAベイスターズ、そして全国の野球ファンの皆様、私、中井大介は今シーズン限りで引退する事を決断致しました。読売ジャイアンツで11年間、横浜DeNAベイスターズで3年間、一選手として何か大きな事を成し得た訳ではありませんが、沢山の仲間や、沢山の指導者、そして沢山のファンの方々に支えられたおかげで14年間もこのプロ野球の世界でプレーすることができました。戦力外を経て移籍した初年度から応援歌を作っていただき、満員の横浜スタジアムで皆様からの声援を浴びてプレーできた日々は一生忘れられない私の宝物です。本当にありがとうございました。選手としては今シーズン限りで引退しますが、今後も変わらず中井大介を応援していただけると幸いです。最後に、私はこのタイミングで引退を発表させていただきますが、横浜DeNAベイスターズならびに、プロ野球はまだ今シーズンの戦いが残っています。ベイスターズファンの皆様、そしてプロ野球ファンの皆様、最後まで選手達と共に戦ってあげてください!! 14年間温かいご声援をありがとうございました」
・武藤祐太
「この度、2度目の戦力外となり、プレイヤーは引退する事と決意いたしました。ドラゴンズ7年、ベイスターズ4年。良い思いや悔しい思い出、悲しい思い出。色々ありましたが、何よりも満員のナゴヤドーム、横浜スタジアムで投げられたことは凄く幸せでした。悔いはないと言ったら嘘になりますが、11年間突っ走ってきたつもりです。最後に応援していただいた関係者、スタッフの方々、そしてファンの皆さま本当にありがとうございました!」
(Full-Count編集部)