阪神・スアレスが2年連続のセ最多セーブ 今季42個目、163キロ連発し1回無失点

阪神のロベルト・スアレス【写真:荒川祐史】
阪神のロベルト・スアレス【写真:荒川祐史】

2016年にソフトバンク入団、戦力外経て虎の守護神へ

■阪神 2ー1 広島(18日・甲子園)

 阪神のロベルト・スアレス投手が18日の広島戦で今季42個目のセーブを記録し、2年連続のセ・リーグ最多セーブ受賞が決まった。2位の栗林良吏(広島)に7差をつけた。これで2015年に呉昇桓が記録した41セーブを超え、球団の外国人新記録。試合は阪神が2-1で勝利した。

 1点リードの9回に登板すると小園を三ゴロ、西川を見逃し三振、さらに好調の鈴木誠との対決では時速163キロを連発し、三ゴロに打ち取った。

 2016年にソフトバンクへ入団、その年2勝6敗26ホールドをあげたものの、翌年からは成績が低迷、先発転向も上手く行かず2019年オフに戦力外となった。昨季阪神入りすると大活躍、昨オフには一度自由契約となったものの、阪神に残留していた。

 今季は6月に球団記録となる12試合連続セーブを達成、球宴にも出場した。シーズン最多セーブの阪神球団記録は、2007年の藤川球児の「46」。

(Full-Count編集部)

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