巨人・亀井と阪神・中田の引退で残る現役選手はわずか 「岐路」を迎えた1982年世代

楽天・藤田は戦力外に、オリックス・比嘉が31試合登板の活躍

 西武・内海哲也投手は1982年4月29日生まれ。敦賀気比高3年時の2000年ドラフト会議でオリックスに1位指名されるも入団拒否、東京ガスを経て2003年ドラフト自由枠で巨人に入団した。巨人では7度2桁勝利をマークし、最多勝利を2度手にした。2018年オフ、巨人にFA加入した炭谷銀仁朗捕手(現楽天)の人的補償で西武へ移籍。2019年は登板機会がなく、昨季は4試合1勝2敗、今季は2試合で1勝0敗、防御率7.71となっている。

 楽天・藤田一也内野手は1982年7月3日生まれ。鳴門一高(現鳴門渦潮高)、近大を経て2004年ドラフト4巡目で横浜(現DeNA)に入団し、2012年途中に交換トレードで楽天に移籍した。翌2013年は二塁手部門でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞、リーグ優勝と日本一に貢献した。近年は出場機会が減少し、今季は1度も1軍出場がなく、10月4日に戦力外通告された。NPB通算1407試合出場、打率.268(3804打数1019安打)、24本塁打、322打点。

 オリックス・比嘉幹貴投手は1982年12月7日生まれ。コザ高(沖縄)、国際武道大、日立製作所を経て2009年ドラフト2位で入団した。2014年に自己最多の62試合に登板。その後は右肩痛の影響で登板機会を減らしたが、2018年から再び登板を増やし、今季は31試合、1勝0敗10ホールド、防御率1.80と奮闘している。

(Full-Count編集部)

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