エンゼルスが今オフ積極補強か 資金に「余裕がある」と米メディアが指摘するワケ
エンゼルスは「数人の才能豊かな選手と契約するお金を持っている」
その中でFAになるのは守護神のライセル・イグレシアス投手、ディラン・バンディ投手、アレックス・コブ投手、デクスター・ファウラー外野手、カート・スズキ捕手、フアン・ラガレス外野手。球団は今季34セーブのイグレシアス、先発で8勝を挙げたコブに残留を要請する可能性が高いというが「彼らをチームに抱えるには大きな投資を要する」と指摘する。
また、今季の開幕ロースターからアルバート・プホルス内野手、ホセ・キンタナ投手、アンドリュー・ヒーニー投手、ホセ・イグレシアス内野手、アレックス・クラウディオ投手らがシーズン中にチームを離れ、10年総額2億4000万ドル(約273億4200万円)の契約最終年だったプホルスへの支払いも今季で終了した。「チームにとっての柔軟性が生まれた根拠はそこにある」と記事は説明。他には5選手が年俸調停権を得るが「700万ドル(約7億9700万円)以上はかからないはずだ」としている。
こういった状況は何を意味するのだろうか。今後取り沙汰されるであろう大谷との長期大型契約が実現するまでは「幾分の余裕がある。少なくとも数人の才能豊かな選手と契約するお金をある程度持っている」と解説。戦力的には「実績のある先発投手が少なくとも2人は必要だ」とした他、「年間通じて信頼できる投手が限られていたブルペンを完全に作り直すことも狙うかもしれない」と占っている。
(Full-Count編集部)