鷹・長谷川、燕・雄平が現役引退 タイトルホルダー揃う“1984年世代”は残り7人

ヤクルト・嶋基宏、広島・長野久義、ヤクルト・坂口智隆(左から)【写真:荒川祐史】
ヤクルト・嶋基宏、広島・長野久義、ヤクルト・坂口智隆(左から)【写真:荒川祐史】

ヤクルトでは嶋、坂口、広島は長野がプレーを続ける

 今シーズンも世代を代表してきた選手たちがユニホームに別れを告げた。西武の松坂大輔投手、日本ハムの斎藤佑樹投手ら甲子園のスターが現役引退となったが、ここではソフトバンクの長谷川勇也外野手、ヤクルトの雄平外野手ら“1984年世代”の現在地を検証する。(成績は24日終了時)

 セ・リーグで優勝争いを続けるヤクルトでは嶋基宏捕手、坂口智隆外野手の2人。嶋は2006年の大学社会人ドラフトで3巡目指名を受け楽天に入団。正捕手として2013年の日本一に貢献するなどベストナイン、ゴールデングラブ賞ともに2度選出。2020年からヤクルトに移籍し今季は15試合に出場し打率.222、0本塁打0打点。

 坂口は2002年のドラフトで近鉄から1巡目指名を受け入団。2005年の球団合併でオリックスに所属し2011年に最多安打、ゴールデングラブ賞は4度受賞。怪我に悩まされる時期もあったが2016年にヤクルトに移籍すると復活を果たし、同年から3年連続150安打以上をマーク。今季は25試合に出場し打率.160、0本塁打0打点。

 広島の長野久義外野手は2度の入団拒否の末、2009年のドラフト1位で巨人に入団して1年目に新人王を獲得した。2011年に首位打者、2012年には最多安打を獲得し主力として活躍。2019年にはFA宣言した丸佳浩外野手の人的補償として広島に移籍。今季は69試合に出場し打率.218、2本塁打13打点。

楽天では西武で数多くの実績を残した岸、牧田が共にプレー

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