オリックス、隠れマジック1で最短27日にも25年ぶりV エース山本は投手5冠が決定的

楽天戦に先発したオリックス・山本由伸【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦に先発したオリックス・山本由伸【画像:パーソル パ・リーグTV】

紅林が2打点、安達が試合を決定付ける2ランスクイズ

■オリックス 4ー0 楽天(25日・楽天生命パーク)

 オリックスは25日、楽天との今季最終戦(楽天生命パーク)を4-0で勝利した。エース山本が4安打完封の好投で球団新記録となる15連勝で18勝目をマーク。ロッテがソフトバンクに敗れたため、隠れマジック1となった。最短で27日にも25年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 悲願のVへ大きく前進する1勝だ。先発の山本が田中将とのエース対決に投げ勝った。初回から150キロを超える直球を武器にエンジン全開。先頭の山崎剛を三振に仕留めシーズン200奪三振をマーク。その後も危なげない投球でスコアボードに「0」を並べた。

 打線は5回に2死二塁から高卒2年目の紅林が左前タイムリーを放ち先制に成功。さらに7回にも2死一、三塁から紅林が右前にポトリと落ちる適時打を放ち貴重な追加点を挙げた。さらに9回には安達が2ランスクイズを成功させ試合を決定付けた。

 これで143試合を70勝55敗18分け、勝率.560で全日程を終了。ロッテが敗れ隠れマジックを「1」とし、最短で27日にも1996年以来、25年ぶりのリーグ優勝が決まる。

【動画】これぞ中嶋オリックスの真骨頂 勝利を決定付けた安達の2ランスクイズ

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