「最終戦の最終回に神采配」　25年ぶりVへ一直線の2ランスクイズにオリベンチ狂喜乱舞

エース山本が4安打完封、2点リードの9回に安達が2ランスクイズを決める

■オリックス 4ー0 楽天（25日・楽天生命パーク）

　オリックスは25日、楽天との今季最終戦（楽天生命パーク）を4-0で勝利した。エース山本が4安打完封の快投を見せたが、9回の2ランスクイズにファンは「金足農業を思い出す」「中嶋監督の神采配」と大盛り上がりだった。

　25年ぶりの優勝に向け、最後は“奇襲”で勝利を決定付けた。2点リードの9回1死二、三塁から安達が三塁線へスクイズ。三走・佐野は悠々ホームを踏んだが、続いて二走・後藤も迷わず三塁ベースを回り、スライディングで生還した。

　中嶋監督の執念の采配を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「【瞬時の閃き】決めた!!『劇的2ランスクイズ』」とのタイトルで動画を公開。中嶋監督ら首脳陣もガッツポーズを見せ、ベンチのナインからも「高校野球、高校野球！」「じゅーはちばーん」と悲鳴にも似た歓声が沸き起こっていた。

　隠れマジック1となり、最短で27日にもリーグ優勝が決まるチームが見せた“有終の美”にファンも「シーズン最終戦の最終回に神采配」「何もかもが最高のプレー」「ベンチ本当にうるさすぎて大好き」と大絶賛だった。

（Full-Count編集部）