FAの現役最強右腕シャーザー獲得へエンゼルスにも勝機? 米メディア「資金はある」

ドジャースのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】
ドジャースのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】

エンゼルスも獲得の有力候補に「シャーザーが好む温暖な気候も提供できる」

 今オフにフリーエージェント(FA)となるドジャースのマックス・シャーザー投手。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、3度のサイ・ヤング賞を誇る現役最強右腕の移籍先として、エンゼルスも有力候補になることを伝えている。

 シャーザーは今シーズン途中にドジャースにトレード移籍。ナショナルズとの2球団で計15勝4敗、防御率2.46と37歳のベテラン右腕は衰え知らずの成績を残した。

 同メディアはシャーザーの移籍先を予想。30球団中、4位に大谷翔平投手らが在籍するエンゼルスを挙げた。今夏のトレード期限前にもシャーザーを調査していたことに言及し「今冬に、もう一度彼を検討することは道理にかなう」としている。

 エンゼルスはプホルスの10年総額2億5400万ドルの大型契約が終了。2022年の支出が今季と比べて5200万ドル(約59億円)ほど低くなると見積もられているようだ。シャーザーは来季38歳を迎えるが、今季の活躍をみれば心配なしと見ている。「資金はあるはず。エンゼルスはシャーザーが好む温暖な気候も提供できる」と環境面でもベストであることを伝えている。

 ネックとなるのは6年連続で負け越している“チーム力”だが「エンゼルスは絶望的からはほど遠い。ショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトはともに『MLB史上最高の選手』の名を冠する強い権利を持っている」と、レンドンらを含めた強力打線の復活に期待を込めていた。

(Full-Count編集部)

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