鷹、高谷ら3選手への戦力外通告を発表 高谷は進退未定、川島&釜元は現役続行希望

戦力外通告を受けた高谷裕亮、川島慶三、釜元豪(左から)【写真:福谷佑介】
戦力外通告を受けた高谷裕亮、川島慶三、釜元豪(左から)【写真:福谷佑介】

生え抜き15年の高谷「正直戸惑っている」

 ソフトバンクは26日、高谷裕亮捕手、川島慶三内野手、釜元豪外野手の3選手に来季の契約を結ばない旨を通達したと発表した。今後について高谷は未定、川島と釜元は現役続行を希望した。

 2006年の大学生・社会人ドラフト3位で白鴎大から入団した高谷。2015年に最多の93試合に出場したものの、近年は持病の左膝痛を抱えてのプレーとなり、今季は20試合の出場に終わった。球団からはポストの打診もあったというが、「正直戸惑っているというか、あまり整理できていない部分はある。膝もキツい状態だったので長くはできないというのはありましたけど、あと1、2年頑張れればと思っていた矢先だった」と進退は未定とした。

 2014年にトレードでヤクルトからソフトバンクに加入した川島は、明るいキャラクターでチームのムードメーカー的存在に。左キラーや代打の切り札的存在として重宝されてきたが、今季は56試合の出場にとどまり打率.239だった。球団との話を終えた川島は「必要と言ってくれるところがあれば、いきます。まだやれると思います」と語り、現役続行に意欲を示していた。

 釜元は2011年の育成ドラフト1巡目で長崎・西陵高からソフトバンクに入団。2015年7月に支配下に昇格すると、2019年には1軍で最多となる86試合に出場した。今季は18試合の出場にとどまったものの、24日の楽天戦で2安打1本塁打3打点、25日のロッテ戦では3安打猛打賞と活躍しており「覚悟はしていた。まだまだやれる気持ちはあるし、諦めきれない気持ちもある。トライアウトを受けるつもりで練習していくつもりです」と現役続行を希望した。

(Full-Count編集部)

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