鷹・工藤監督が退任後にやりたいこととは? 会見で明かした今後のビジョン

退任会見に臨んだソフトバンク・工藤公康監督【写真:球団提供】
退任会見に臨んだソフトバンク・工藤公康監督【写真:球団提供】

「アウトドアが好きなので、落ち着いたら1日くらいキャンプに行きたい」

 今季で退任するソフトバンクの工藤公康監督が27日、本拠地PayPayドームで会見を行った。7年間で3度のリーグ優勝、5度の日本一に輝いた指揮官は退任後にやりたいことに「キャンプに行きたいなと思っています」と明かした。

 7年間、寝る間も惜しんで野球のこと、チームのことに全神経を集中させてきた工藤監督。今季で監督の職を辞することになり、今後について問われると「アウトドアが好きなので、九州を転々としてキャンプしながら、いろんなところに行って、いろんな景色を見たいなと思っています。予定は立てていませんけど。落ち着いたら1日くらいキャンプに行きたい」と心境を明かした。

 監督在任中から熊本地震や九州北部豪雨の復興支援にも積極的に取り組んできた。監督退任後もその活動は続ける意向で「野球の神様が地震であったり、豪雨であったり、苦しんでいる人の力になりなさいと言ってくれているんだと思います。九州の皆さんに、何らかの形で力になれたらと思います。僕自身しっかりこちらでお世話になった方もいますので、その思いに報いていけたらと思っています」とも語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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