「感動しました」　巨人・野上の“引退メッセージ”に「新しい人生応援してます」

「これからまた、新しい人生を歩んでいきたい」

　今季限りでの現役引退を発表した巨人・野上亮磨投手が27日、ジャイアンツ球場で行われた1軍練習でチームメートにあいさつした。「巨人のユニホームを着られたこと、ここにいる皆さんとプレーできたことを誇りに思いますし、感謝しています。4年間、ありがとうございました」と話すと、中島、菅野から花束を送られ、原監督からも「ご苦労さん」とねぎらわれた。

　野上は2008年ドラフト2位で西武に入団。FAで2018年に巨人に移籍した。しかし2019年には左アキレス腱断裂の大怪我を追い、翌2020年は1軍登板なしに終わった。復活を果たした今季だったが9試合登板にとどまり、13年間のプロ野球生活に幕を下ろした。

　巨人の公式ツイッターは、野上のあいさつとともにファンへのメッセージを公開。「何も活躍できず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。その中でも応援してくれたファンの皆さんに感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。これからまた、新しい人生を歩んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」と第二の人生に目を向けた。ファンは「今シーズン復帰されて、先発で投げている姿に凄く感動しました」「お疲れさまでした」「新しい人生応援してます」とねぎらっていた。