防御率5点台でもエンゼルスは獲得すべき? 米メディアが6年162先発右腕をお勧め

カブスのザック・デイビーズ【写真:Getty Images】
カブスのザック・デイビーズ【写真:Getty Images】

デイビーズは今季6勝12敗、防御率5.78も「景色を変えることから恩恵を受けるはず」

 エンゼルスへ移籍すれば復活できる? 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は今季6勝12敗、防御率5.78に終わったカブスのザック・デイビーズ投手に注目。先発強化が急務となっているエンゼルスへ獲得を進言した。

 デイビーズはダルビッシュ(パドレス)との交換トレードでカブスに移籍。6月24日(日本時間25日)の敵地ドジャース戦で継投によるノーヒットノーランを達成したものの、リーグワーストタイ75四球。シーズンを通して安定した投球はできなかった。ただ、同メディアが注目したのはデイビーズのタフネスぶり。ブルワーズ時代の2016年からメジャー149試合に先発。マイナーを含めた162先発は球界を代表するシャーザー、レスターを含めて4投手しかいないという。同メディアは「この28歳は“景色を変える”ことから恩恵を受けるはずだ」と期待。具体的な移籍先について「特に経験豊富な先発投手1~2人の補強が今すぐ必要なエンゼルスにとっては特にそれが当てはまる」と言及している。

 エンゼルスは毎年のように投手陣の再建が課題となっている。ブリーチャー・リポートが指摘したデイビーズのようにイニングを計算できる投手は欲しいところだが、2020年は右腕テヘラン、今季は左腕キンタナと移籍前まで実績のあった先発投手が思うような活躍を見せられなかった。一筋縄にはいかない補強。ミナシアンGMは誰をターゲットにするのか……。

 ブリーチャー・リポートは元エンゼルスでダイヤモンドバックスのコール・カルフーン外野手にも注目。今季は度重なる故障で51試合出場止まり。来季契約は年俸900万ドル(約10.1億円)か200万ドル(約2.2億円)のバイアウトの球団オプションとなっている。同メディアは「ダイヤモンドバックスが見送る可能性は十分ある」と言及。2015年にゴールドグラブ賞を受賞した右翼手について、「健康なカルフーンにはまだまだ価値がかなり残っているはずだ」と復活を期待した。

(Full-Count編集部)

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