エンゼルス守護神にヤンキース&Rソックスが食指? 敵地メディア「正真正銘の解決策」

エンゼルスのライセル・イグレシアス【写真:Getty Images】
エンゼルスのライセル・イグレシアス【写真:Getty Images】

エンゼルスFAイグレシアスにNYポスト紙「ヤンキースの興味を引くだろう5投手」

 エンゼルスからFAとなるライセル・イグレシアス投手の去就に注目が集まっている。ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ヤンキースの興味を引くだろう5投手」との特集で、今季34セーブ右腕を取り上げた。

 ヤンキースは救援陣では中継ぎ左腕・ブリットンが9月に左肘のトミー・ジョン手術を受けたために来季全休となる可能性が高い。さらに守護神・チャップマン、救援右腕・グリーンも2022年シーズン後にFAとなる。イグレシアスは今季のヤンキース戦で4試合登板し、無安打無失点、8奪三振。同紙は「ブリットンとチャップマンにFAで多額の投資をした過去があるため、高額の救援投手のマーケットからは手を引きたいと思うかもしれない。しかしイグレシアスには耐久力があり、積極果敢にストライクを奪うことができる」と言及。他に獲得進言した選手はバーランダー(アストロズ)、シンダーガード(メッツ)らを挙げている。

 レッドソックスの地元メディア「NBCボストン」もイグレシアスに注目した。チームはクローザーなど救援陣の再整備が補強ポイントとなっている。「イグレシアスは彼らが真っ先に目を向けるべき選択肢の1つだ。この31歳はここ数年、球界でも屈指の安定感を誇る救援投手だ。抑え投手の枠に大きな疑問が残っているため、イグレシアスは正真正銘の解決策になり得るだろう」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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