セ個人タイトルが確定 37年ぶり日本人2人が本塁打王…阪神が最多5冠、DeNA無冠

2021年セ・リーグのタイトルホルダーが確定【写真:荒川祐史】
2021年セ・リーグのタイトルホルダーが確定【写真:荒川祐史】

投手陣は初々しい面々に…中日・柳、阪神・青柳がともに“2冠”

 セ・リーグは1日、ヤクルト-広島戦(神宮)でレギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。本塁打王には巨人・岡本和真内野手、ヤクルト・村上宗隆内野手が39本で並び、リーグでは2004年以来17年ぶりの2人同時受賞となった。日本人同士の戴冠となると、1984年以来37年ぶり。

 初のタイトル受賞者は4人。特に投手部門は初々しい面々が並んだ。中日の柳裕也投手は最優秀防御率、最多奪三振の2冠を獲得。広島の九里亜蓮投手と最多勝を分け合った阪神の青柳晃洋投手も、勝率第1位との2冠となった。3人とも初戴冠で、盗塁王は阪神ドラフト6位ルーキーの中野拓夢内野手が獲得した。

 球団別でみると、阪神が12部門中5部門と最多。中日勢は2019年から3年連続で最優秀防御率のタイトルを獲得した。DeNAが唯一の無冠となった。

【セ個人タイトル一覧】阪神が最多5冠、投手部門は初受賞の面々が並ぶ

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