広島・栗林、最終戦でプロ初被弾も新人タイ記録の37セーブ 20戦連続は歴代2位

広島・栗林良吏【写真:荒川祐史】
広島・栗林良吏【写真:荒川祐史】

2015年にDeNA・山崎康晃がマークした新人記録

■広島 9ー7 ヤクルト(1日・神宮)

 広島の栗林良吏投手が1日、シーズン最終戦となったヤクルト戦(神宮)の9回に登板し、プロ初被弾は浴びたものの、37セーブ目を挙げた。2015年にDeNAの山崎康晃がマークした新人最多記録に並んだ。

 この日が53試合目の登板。3点リードで任された最終回、先頭の宮本が放った右翼線への大飛がファウルと判定されてヒヤリ。直後、同じような方向にソロを浴び、プロ初被弾となった。ただ、その後は抑えて試合終了。7月14日の中日戦(マツダスタジアム)から20試合連続セーブとなり、2009年の中日・岩瀬仁紀とともに歴代2位となった。日本記録は横浜・佐々木主浩が1998年に達成した22試合連続。

 開幕から守護神を任されたドラフト1位右腕は、シーズンを通してフル回転。8月の東京五輪では侍ジャパンの一員として金メダルにも貢献した。防御率0点台と圧倒的な数字で1年目を終え、DeNA牧らとともに新人王の有力候補に挙がっている。

(Full-Count編集部)

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