大谷翔平が“格付け”堂々1位 投球はダルビッシュ、打撃はゲレーロJr.級の驚異的数字

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

投打での歴史的な活躍ぶりには「今でもビックリさせられる」

 エンゼルス大谷翔平投手が、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が選ぶ「2021年のMLB選手トップ100」の1位になった。投手で9勝、打者で46本塁打、100打点、26盗塁をマークした二刀流右腕はナショナルズのファン・ソト外野手、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手らを抑えてトップだった。

 同メディアは、米データサイト「ベースボール・リファレンス」と「ファングラフス」の算出したWARの平均値を軸にして、選手の成績を総合的に評価。平均WAR8.6(リファレンス9.0、ファングラフス8.1)の大谷を1位とした。記事は「(レギュラーシーズンが終了してから)数週間かけて頭の中で整理しようとしても、オオタニが送った2021年には今でもビックリさせられる」と改めて今季の活躍を称賛した。

 さらにバレルの指標はゲレーロJr.と並んで球界トップクラスであり、奪三振率10.77はパドレスのダルビッシュ有投手と同等であると指摘。打撃で158OPS+、46本塁打、投球で156三振を奪うなどした数字にも触れ、1922年にニグロリーグで14勝&15本塁打をマークしたブレット・ローガンを引き合いに「場所を譲ってくれたまえ、ブレット・ローガン。球界の新しい二刀流選手がここにいるのだから」と伝えている。

 ちなみに2位はソトで平均WAR6.8、3位のゲレーロJr.も同6.8、4位はブルージェイズのマーカス・セミエン内野手で同6.9、ブルワーズのコービン・バーンズ投手が5位で同6.6となっている。平均WARだけを見ても大谷の貢献度が突出しているのが分かる。

(Full-Count編集部)

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