日本ハムが4選手、ロッテが5選手に戦力外通告 巨人ドラ1→メジャー投手の退団も

日本ハム・村田透、鶴岡慎也、ロッテ・石崎剛(左から)【写真:石川加奈子、荒川祐史】
日本ハム・村田透、鶴岡慎也、ロッテ・石崎剛(左から)【写真:石川加奈子、荒川祐史】

5日が第1次戦力外通告期限、全球団が支配下選手への通告を発表

 1日でフェニックスリーグが終わり、2日は日本ハム、ロッテ、DeNAが戦力外通告を行った。5日で第1次戦力外通告期間が終わるのを前に、これで全球団が支配下選手への戦力外通告を発表したことになる。

 日本ハムは長谷川凌汰投手、田中瑛斗投手、難波侑平内野手、樋口龍之介内野手の4人に来季の支配下選手契約を結ばないと通達した。長谷川と樋口はともに2019年の育成ドラフトで指名されて入団、樋口は昨季、長谷川は今季の開幕直前に支配下昇格を果たしていた。

 さらに、村田透投手と鶴岡慎也バッテリーコーチ兼捕手の退団を発表した。村田は2008年、巨人にドラフト1位で入団したものの3年で退団、米国にプレーの場を求め2015年にはインディアンスでメジャー昇格も果たした。2017年に日本ハム入りすると先発、中継ぎをこなし通算75試合に登板。8勝8敗、防御率3.46の成績を残した。昨オフも一度自由契約となり、日本ハムと減俸の上再契約した経緯がある。

 鶴岡はプロ19年間で通算1207試合に出場、日本ハムからソフトバンクにFA移籍、再びFAで古巣へ戻った。かつてはダルビッシュ(現パドレス)との名コンビで知られ、2019年からは兼任コーチを務めてきた。通算1220試合に出場し、ベストナイン、ゴールデングラブを1回ずつ受賞している。

 また、ロッテは石崎剛投手、永野将司投手、宗接唯人捕手、高濱卓也内野手、松田進内野手に来季の戦力外を通告した。このオフ、支配下選手への戦力外を通告するのは初めて。高濱は現役引退を決め「野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです」と球団を通じコメント。石崎、永野、宗接は現役続行を希望し、松田は現時点で未定としている。

 DeNAは育成登録のフランディー・デラロサ内野手に戦力外通告を行ったと発表した。ドミニカ出身で2020年にDeNAと育成契約を結び、同年は2軍で25試合に出場し打率.205、0本塁打5打点。今季は6月からBCリーグの神奈川に派遣されていた。

(Full-Count編集部)

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