2012年ドラ1外野手、FA人的補償で移籍した投手が戦力外に 3日の各球団去就まとめ

3日はオリックスと広島の計7選手に戦力外通告【写真:荒川祐史】
3日はオリックスと広島の計7選手に戦力外通告【写真:荒川祐史】

第1次の通告期間は5日まで

 3日はオリックスと広島の計7選手が戦力外通告を受けた。第1次通告期間は5日までとなっている。第2次はクライマックスシリーズ全日程の終了翌日から、日本シリーズ終了翌日(出場チームは翌々日)までの期間が設定されている。

 オリックスは金田和之投手、勝俣翔貴内野手、廣澤伸哉内野手、岡崎大輔内野手に対して来季の戦力外を通告したと発表した。

 金田は2016年オフ、糸井嘉男外野手の阪神へのFA移籍に伴い人的補償選手として入団。2017年には34試合に投げ、4勝1敗1ホールドの成績を残した。ただここ3年は1桁の登板機会しか得られず、今季は9試合に登板し勝敗なし、防御率4.35だった。

 勝俣は国際武道大から入団して2年目の内野手。1軍では通算6試合に出場し9打数無安打。デビューから8打席連続三振の珍記録を残している。

 廣澤は2017年ドラフト7位で大分商高から入団。昨年は1軍23試合に出場し19打数3安打、打率.158。今季は1軍出場がなかった。岡崎は2016年のドラフト3位で花咲徳栄高から入団し、1年目に1軍5試合に出場している。2019年オフに育成契約に変更され、今年は8月に支配下に復帰したものの1軍出場はなかった。

 また広島は3日、桑原樹内野手、高橋大樹外野手、永井敦士外野手に対して来季の戦力外を通告した。高橋大は2012年ドラフト1位で龍谷大平安高から入団。長打力が魅力で、2012年の世界AAA選手権では大谷翔平投手(エンゼルス)や藤浪晋太郎投手(阪神)とともに日本代表となった。広島では2014年に1軍デビュー。2019年には27試合に出場して打率.279、1本塁打、3打点を残したものの、今季の1軍出場はなかった。通算49試合に出場し打率.253、1本塁打。

 桑原は2014年ドラフト5位で常葉菊川高から広島に入団。昨季は1軍3試合に出場したものの、今季は出番なし。永井は2017年ドラフト4位で二松学舎大付高から広島入り、4年間で1軍出場はなかった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY