名捕手ポージーにあった選手兼任監督プラン 実現ならず超大物獲得が“幻”に!?

今季限りでの現役を引退を表明したジャイアンツのバスター・ポージー【写真:Getty Images】
今季限りでの現役を引退を表明したジャイアンツのバスター・ポージー【写真:Getty Images】

兼任監督実現なら、当時FAのハーパーの獲得資金を「捻出できた」とも

 ジャイアンツ一筋でプレーし、今季限りでの現役を引退を表明したバスター・ポージー捕手。4日(日本時間5日)に行われた会見では、かつて選手兼任監督として名前が挙がったという“秘話”を、ファーハン・ザイディ球団編成本部長がジョーク交じりに明かして話題になっている。

 米メディア「NBCスポーツ」によると、ザイディ氏が球団編成本部長に就任した2018年、当時の監督だったブルース・ボウチー氏の後任候補に、ポージーが選手兼任監督としてあがった。ザイディ氏は会見で、もし実現していたら2018年オフにFAになったブライス・ハーパー外野手(フィリーズ)の獲得資金を捻出できたとジョーク交じりに語った。実際にはボウチー氏は2019年2月18日に同年限りでの退任を表明し、シーズン後に退陣。翌20年からゲーブ・キャプラー監督が指揮を執っている。

 ナショナルズからFAになっていたハーパーは結局、2019年2月28日に当時のメジャー最高額となる13年総額3億3000万ドル(約375億円)でフィリーズと契約を結んだ。ジャイアンツのオファーは12年3億1000万ドル(約352億円)だったと報じられている。ポージーの兼任監督プランがその時点で決定していたら、メジャーの歴史も変わったのだろうか。

(Full-Count編集部)

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